2010.02.23 Tuesday
都心に残された御神木。

今日、都心のど真ん中、麻布十番をくだり、三田に入ったところで、何百年も前から地域の人達を守ってきたイチョウの御神木を伐採する仕事をしてきました
。数日間に渡る作業を用したこの御神木は、地域開発と、多箇所の腐りによる危険性とで、5年に及ぶ協議の結論という事でした。
人間の力では、到底及ぶ事のできない時を経てきたこの御神木は、地域の人達の思い出と共に歳月を重ね、街のシンボルとなって、人々を守ってきたため、この御神木を伐採するにあたり、地域の人達や作業関係者全員がお祓いをしました。
作業中は、幾人の人々が足を止め、思い出話をしたり、写真やビデオに記録したり、手を合わせたりしていました。

ご覧の通り、中は空洞で、とても痛いげな姿をし、伐採も辛いけれど、この都心の真ん中という、過酷な環境下で生き続けるのもまた、 とても可愛そうだという思いがして、これも運命なのかなと考えさせられる仕事でした。


